【完】結婚からはじまる恋《2》
「…奥様の祖母はかって・・・神宮寺家のメイドとして働いていた。社長は奥様の祖母と恋に落ちたんだ。でも、身分違いの恋。二人を引き離したのは俺のじぃちゃんだ。一銭もじぃちゃんに遺産を分与されなかったのは…きっと恋路を引き裂いた恨みだとじいちゃんは思い、俺の前で涙を零した…」
「・・・」
「…だから俺は奥様を誘惑して、浮気をでっち上げて…社長と離婚させる策を考えた。でも、俺とは別に男の存在を知り…俺は高井田さんを奥さんの浮気相手として…社長に密告」
「俺が深幸ちゃんの浮気相手??」
「…偶然…撮れた自宅マンションに入っていく写真を使わせて貰った…」
「じゃあ~頼は私と帝さんが浮気してると思ってるの?」
「たぶん…」
「…深幸ちゃん…早く…誤解を解いてくれ…」
「でも、メールで話すには…話が長すぎます!!」
「・・・」
「…だから俺は奥様を誘惑して、浮気をでっち上げて…社長と離婚させる策を考えた。でも、俺とは別に男の存在を知り…俺は高井田さんを奥さんの浮気相手として…社長に密告」
「俺が深幸ちゃんの浮気相手??」
「…偶然…撮れた自宅マンションに入っていく写真を使わせて貰った…」
「じゃあ~頼は私と帝さんが浮気してると思ってるの?」
「たぶん…」
「…深幸ちゃん…早く…誤解を解いてくれ…」
「でも、メールで話すには…話が長すぎます!!」