【完】結婚からはじまる恋《2》
「それよりも…お前の温もりが欲しい…」
「そう言われても…ここでは出来ないよ…頼」
「別に…俺は・・・」
頼は私の手を握ってきた。
私の好きな指と指を絡めた蜜な握り方。
「今はこれだけで我慢する・・・」
「頼…」
今夜の頼は少し儚げに映った。
遺産相続の件で…相当ショックを受けてる様子。
当主である自分以外…みんな…遺言状を見ていたと言うんだからーーー・・・
「そう言われても…ここでは出来ないよ…頼」
「別に…俺は・・・」
頼は私の手を握ってきた。
私の好きな指と指を絡めた蜜な握り方。
「今はこれだけで我慢する・・・」
「頼…」
今夜の頼は少し儚げに映った。
遺産相続の件で…相当ショックを受けてる様子。
当主である自分以外…みんな…遺言状を見ていたと言うんだからーーー・・・