【完】結婚からはじまる恋《2》
深幸は手術室に。




俺はもしものコトがあった時…読んでくれと深幸に言われたが…



手術の間に踊り場に立ち、封を開けた。




愛する夫・頼へ

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貴方と出会い…早4年半が過ぎようとしています。

初めて出会った時のコトは記憶にないと言いましたが、私は鮮明に憶えています。


あの時から私の遅い初恋がはじまりました。

毎日、オフィスで貴方の姿を見かけるだけで胸がときめき、1日幸せな気分を感じていました。


私は見ているだけで、幸せでした。

でも、人は貪欲で、次第に貴方に近づきたいと思い始めました。

社長である鑑三じぃちゃんに出会ったのは本当に偶然で素性を知りませんでした。



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「本当に本当か??深幸のヤツ」










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