【完】結婚からはじまる恋《2》
大きな1枚ガラスの眼下に広がる東京の夜景。
頼がリザーブした部屋は最上階のスイートルーム。
互いに1日の汗を流してバスローブの姿で人口の星空を眺める。
「!?」
急に頼が私の背後に回った。
私は首だけ後ろに向け、肩ごしに頼を見る。
「俺を見なくてもいい。お前は夜景を見ていればいい」
ガラスに映り込む頼の目は欲望の光を孕ませて…不敵に光っていた。
頼がリザーブした部屋は最上階のスイートルーム。
互いに1日の汗を流してバスローブの姿で人口の星空を眺める。
「!?」
急に頼が私の背後に回った。
私は首だけ後ろに向け、肩ごしに頼を見る。
「俺を見なくてもいい。お前は夜景を見ていればいい」
ガラスに映り込む頼の目は欲望の光を孕ませて…不敵に光っていた。