【完】結婚からはじまる恋《2》
「…頼…」



性急な頼の態度は変わらず、私は流される。








否応なしに私の中に頼の存在が深く入り込んでいく。




私の身体は二人分の熱を受け止める。



身を焦がすような熱から逃れようとガラスに身体を密着させた。



夜景を見ながら愛され、ベットの中でも愛され…頼の欲望に翻弄される・・・



「疲れたか?…俺はお前と甘い蜜月をずっと味わいたい」



「そう言われても…もう…ダメ…」



新妻はとても体力がいる…



頼の底なしの欲望に応えるにはもう少し体力が必要かも。










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