【完】結婚からはじまる恋《2》
頼は私を応接のソファに座らせる。



「…少し顔が赤いが…熱でもあるのか?」




「別に…だ、大丈夫です」




「…何か冷たい飲み物を用意致します…奥様」




優也さんは私に気遣い、給湯室に姿を消す。





「…少し…疲れてるのか?」




「え、あ…」




「昨日は俺もヤリ過ぎたと反省してる・・・」




その頼の呟きに私の顔は真っ赤になった。








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