【完】春紫苑



この感情はどうしたら良いのだろう?


将光に申し訳なくて、仕方がない。





日が沈みかけた空。


見上げた先には綺麗すぎる夕日。





そう言えば、私が一人で泣くときはいつだって夕日が綺麗なんだ。




どうしてだろうね。

惨めさが増すだけだっていうのに。









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