暗闇の鎌【読みきり短編集】
そしてこの夜、ママたちた寝静まった頃、ケーキの入った冷蔵庫を覗いたんだ。
丸いケーキが半分になっていた。イチゴが何個か乗っていて、生クリームも最高だった。明日もこれを食べようと思った。
その隣にはナイフも添えてあった。ママがどうせ明日も食べるだろうと、ケーキと一緒に冷蔵庫に入れてしまってあったんだ。
「たっくん! なにしてるんだ! もう寝なさい! 夜遅くにケーキはダメだよ。明日また一緒に食べようね」
突然背後から聞こえた声に驚いた。
いつの間にかあのおじさんが廊下から、こちらを見ていた。
明日も? 明日もおじさんはいるんだ?
ママの為に仲良くしなくちゃいけないのかな?
丸いケーキが半分になっていた。イチゴが何個か乗っていて、生クリームも最高だった。明日もこれを食べようと思った。
その隣にはナイフも添えてあった。ママがどうせ明日も食べるだろうと、ケーキと一緒に冷蔵庫に入れてしまってあったんだ。
「たっくん! なにしてるんだ! もう寝なさい! 夜遅くにケーキはダメだよ。明日また一緒に食べようね」
突然背後から聞こえた声に驚いた。
いつの間にかあのおじさんが廊下から、こちらを見ていた。
明日も? 明日もおじさんはいるんだ?
ママの為に仲良くしなくちゃいけないのかな?