止まない雨は無い。ーハッピーエンドのその先ー

「純さん…ありがとう…。」


また、明日から頑張ろうと思った。



沢山泣いたから、スッキリした。



失恋したみたいだが、



そんな事は無い。








だって、まだ直夜さんを

想っているし…

直夜さんも、私を想っている。









そう信じるしかなかった。



心の支えは、



直夜さんだけだ。






それから、





その心の支えは








あっけなく









崩れ去った。






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