止まない雨は無い。ーハッピーエンドのその先ー

次の日から、



面会を断った。



誰とも、会いたく無い。



「加奈…!」


直夜さんの…


竜崎さんの声。


聞くと…



「はぁっ!

はぁっ…


はぁ!」



過呼吸が出る。

近くに、紙袋を常備している。



すぅー



はぁー



すぅー



はぁー



「こっ…こない…


でよ。


うら…ぎりぃ…ものっ」



「許して貰えるまで…

俺達は、

加奈の所に来るから。」




私は、過呼吸症候群になってしまった。




体は、元気だ…



私は、この苦しみから…


逃れる為に…



早く歩けるようになりたかった。



リハビリの時間を


知ってる里穂は、私に声をかけて来る。



「お姉ちゃん。」


私は、シカトする。



過呼吸に、なってしまい…


リハビリの先生に、助けてもらった。



「お姉ちゃん…。」





里穂も、かなりやつれていた。



私も、



ヤツれたと思うけどね。







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