止まない雨は無い。ーハッピーエンドのその先ー
「私も、
りんさんの所で
お世話にりたい。
ってか、
お世話になるから。
ダメって言うなら…
今から、また別の所に行く。」
私は、嬉しくてしょうがなかった。
大好きな2人と
一緒にいられる!!
「分かった…。」
直夜さんが、渋々了承した。
「直夜さん!!
何で、そんな事言うの!?」
イラって、来た。
本当に、直夜さんは
里穂の事を
大事にしてる。
もう…
無理なんだと
本当に…
本当に…。
「竜崎さんは、
アンタと
お腹の子供の事を
思ってるんだよ。
分かれよ。
馬鹿。
もう、会う事は無いから。
まぁ、せいぜい
私から奪った幸せを
大切にね。」
最後くらい…
嫌味言わせてよね。
私は、電話を切る。
そして、
竜崎さんと里穂
お父さん
お母さんの
アドレスを削除した。
私の新しい
人生の一歩を踏み出した。