Love is -memoryー
起きようとしてふらついた愛美の肩を支える
「まだ頭痛するか?」
「いたい」
触れた頬は熱いまま。あまり下がってはいないようだ
「ごちそうさま」
半分程でペットボトルを渡された
「寝ろ。ここにいてやるから」
「うん」
頷くと、そのまま体重を預けてきた
「ちょ……ったく」
どうにか体勢を変え、ペットに寝かせた
ふと目が覚めると日が射し込んでいた
愛美の頬に触れると、いつも通りとまではいかないが、熱さは落ち着いてきていた
立ち上がり、軽く伸びをするとキッチンで昨日のメモを広げる