Love is -memoryー
「す、すみません。ご迷惑をおかけしました」



「優美。落ち着いて。大地、助かった」



大地の兄、拓海さんと確か編集者の佐々木さんだ



「ワーカーホリックなこで気を配っていたんですが、あ、もう行かなきゃ。すみません。どうしても仕事を抜けられなくて」



「行ってください。彼女なら大丈夫ですよ」



大地は意味ありげな視線を理桜にやっている




「すみません。ありがとうございます」



急ぎ足で佐々木さんと拓海さんは去っていった



「で、どうする?」



「俺のマンションに連れて帰ります」



「入院させてもおかしく無いレベルだってことは覚えておいて」



点滴が終わっても眠ったままの彼女と理桜をマンションまで送った。



「いろいろありがとうございました」




「かまわない。果物適当に買ってくるから少し待ってろ」




読んだ作品から彼女の好きそうなものを考えて買った。



「1日特別休暇だ。大地怒らせたら怖いぞ」



「……はい。ありがとうございます」




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