大嫌いな君との30日間。


リビングに降りてくると、食卓の上にコンビニの鮭おにぎりがあった。


その横に、"これ食べて行ってね。行ってらっしゃい"って書かれたメモがある。


おにぎりを半ば口に詰め込んで、急いで着替えた。


「3時40分か…間に合うな」


そうして私は玄関を出て、駅に向かった。


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