大嫌いな君との30日間。


見通しの良い景色が広がる。


私たちの肩はもうすぐ触れそう。


近い。


近いよ。


すぐ横に海都くんの綺麗な顔がある。


そう考えただけでドキドキする。


なんでだろう。


どうしちゃったんだろう、私。


今まで、男子と2人で帰ったことなんて何回もあるのに。


その時だって、こんなに近かったのに。


どうしてだろう?


何かが、違うんだ。




< 23 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop