大嫌いな君との30日間。


その後は、大忙しだった。


押し入れの奥のほうから、大きなキャリーバッグを出した。


そこへありったけの洋服や下着をつめた。


こんなもんかな…


必要なものをつめ終わった頃には、すでに深夜0時をまわっていた。


「おばあちゃん家って、久しぶりだな」


さっきは不安のほうが大きかったけど、その頃には楽しみになってきていた。



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