伝説のDRIVER
再会
理沙「いやー、すんごいね。ヴィッ君、何時もあんまり目立たないようにしてたのにね。」
達也「今でもそうさ。あと、一応ここでは、ヴィトラ・アーガイルは、なし。ばれたら厄介だから、榊原 達也って名前。わかった。」
理沙「何でそんな名前にしたの?」
達也「俺の捨てた名前って事。つまり、ヴィトラの方が偽名なんだ。」
理沙「へぇー。知らなかった。」
達也「それより、新しい恋。始めたか?」
理沙「うん。ものすごくいい人と出会えた。」
達也は少し安心したような、顔をして居た。
達也「ちゃんと、想い伝えろよ。後悔するぞ。」
理沙「うん。じゃあ、するね。私と付き合ってください。」
達也「はぁ?」
理沙「だから、今日出会えたんだって。ヴィトラ君じゃなくて、達也君に。」
こう言う時の理沙は、半端なく厄介だ。
達也「俺はあの日言ったはずだ。別れてくれって。それで、もっといい人を見つけろと。」
理沙「私の大切な人は、ヴィッ君しか、居ないの!もっといい人なんて居ない!だから、私をおいていかないで。」
理沙は、泣きついてきた。
達也「本当に懲りない奴だな。そんなにも俺がいいのか?って、言うか俺の何処がいいんだ?」