初彼くんは幼なじみ！？

　　「お母さんおはよぉー」

　　「あら今日は起きるの早いのね」


　　「うん、だって今日は
　　　　　　　　　　入学式だもん」


「あっそうだ
　早く着替えて陸君呼びに行ってきな」


　　「分かった
　　　　　でも、陸起きてるかなぁ」


　　
　　　あたし成瀬　梨乃は、

　　今日が入学式で中学一年生
　　　
　　　
　　　
　　　入学式が楽しみで

　　ハイテンションなあたし　

　　は急いで慣れない制服に着替えた

　　
　　　うわぁーやっぱり制服着ると

　　　　やっぱり中学生に見える
　　　
　　　あたしの学校は女子は　　　　　　　　　　セーラー服で
　　　　男子は学ランなんだ　　　

　「あっそうだ陸呼びに行くんだった」　
　　　
　　　幼なじみの陸とは、

　　家がお向かいで、ちっちゃい頃から

　　　ずっと一緒だった
　　
　　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

　　　急いで階段を駆け下りて

　　　　陸の家に走った

　
　　「おはよぅおばさん！」

　　「梨乃ちゃんおはよう
　　　陸ならまだ寝てるわよ」


　　　「じゃあ起こしてくるね」



　　　あたしは駆け足で2階に上がった


　　「りくー起きてー
　　　朝だよー入学式だよー」

　　
　　　それでも起きないから
　　耳元で大きなこえで叫んでやった


　　　「こらぁーりくー
　　　　　　起きろぉーーー」
　　　

　　あたしの大声で起きたらしく
　　　不機嫌な顔であくびをした


　　「はぁ、朝から
　　　　　　　うるせーよ…」


　　　「だって陸が起きないんだもん」

　　　「ってか朝から
　　何でそんないつもにまして
　　　ハイテンションなんだよ」