『夜、嘘、真実、過去、現在』
空が涙してる…お前も泣いていいんだよって騒めいた

飛び出したら、あたしなんかの為に追い掛けてきてくれたね

降り注ぐ雨に同化して流されてみたくて


踞る空の下、あたしを抱き締めて伝えてくれた

何度も言わないから聞いてくれって、小さく優しく囁いてくれた


お前が好きだ…


涙雨…涙雨…こっそり聞いていた涙雨


あの人は元気ですか?




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