『夜、嘘、真実、過去、現在』
無理矢理空いてる席に座らせたから


あなたは喜んで受け入れてくれたのだけど


長い月日と共に


軋むひび割れる音を


聞こえないフリしてごめん


狭くて苦しいよと

呟いた黄昏時は


時々修復した事さえも…

無駄な涙の跡だね


「愛している」と


その呪文を唱えて


安心したかっただけなのかもしれない



つきあわせてごめん


そろそろ席を立っていいよ






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