『夜、嘘、真実、過去、現在』
Real
目覚めることが嫌 

出来ればそっと眠っていたい 


あわただしく始まる朝が、憎らしい 


時間に追われて走る全てが煩わしい 


黄昏ていたいのに、現実は許してくれない 


耳に入る騒音に感情が溢れそうになる 


目に映る、あなた以外に憂鬱になる 


携帯を開いてあなたからのメールだけに心休まる  

妄想にさらわれてリアルを失ったっていい 


だからと言って何も求めたりしないけど 


あまりに居心地が悪いから 

理性を失いそう 



でもあたしは意気地なしだから 



いざとなったら何も出来ない 



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