ずっと好きだと言えなかった
話は昨日のこと。風邪を引いてないか、とか、マフィンのことだったり。
あんなことがあったせいか千葉君の優しさを疑ってしまう。
「……片瀬なんかあった?」
「えっ」
「なんか、変だから」
そんなあからさまな態度をとっていたんだろうか。
「……体調、悪くて、」
「大丈夫?」
「……う、うん」
「……保健室連れて行く」
「えっ、い、いいよ…っ」
行かないって言ったのに千葉君はわたしの手を引いて保健室に連れて行こうとする。
手が触れ合ったとき彼女達からの殺気が凄まじかった。
「……っ離して!」
あんなことがあったせいか千葉君の優しさを疑ってしまう。
「……片瀬なんかあった?」
「えっ」
「なんか、変だから」
そんなあからさまな態度をとっていたんだろうか。
「……体調、悪くて、」
「大丈夫?」
「……う、うん」
「……保健室連れて行く」
「えっ、い、いいよ…っ」
行かないって言ったのに千葉君はわたしの手を引いて保健室に連れて行こうとする。
手が触れ合ったとき彼女達からの殺気が凄まじかった。
「……っ離して!」