ずっと好きだと言えなかった
また一緒に帰っているところ見られたら…。
そんな考えばかりが頭を過る。
この期に及んで何を考えてるんだろう。
弱い自分がイヤだった。
自分の保身ばかりを気にする自分がイヤで仕方なかった。
やっぱりわたしなんかが千葉君と関わるべきじゃないんだ…
大人しくく引かれていたが、踏ん張り、足を止める。
「………ごめん。やっぱり一人で帰る」
千葉君の隣を通り抜けた。
上履きだけど別に良かった。
どうせローファーはボロボロ。
このまま学校の門を潜る。
そんな考えばかりが頭を過る。
この期に及んで何を考えてるんだろう。
弱い自分がイヤだった。
自分の保身ばかりを気にする自分がイヤで仕方なかった。
やっぱりわたしなんかが千葉君と関わるべきじゃないんだ…
大人しくく引かれていたが、踏ん張り、足を止める。
「………ごめん。やっぱり一人で帰る」
千葉君の隣を通り抜けた。
上履きだけど別に良かった。
どうせローファーはボロボロ。
このまま学校の門を潜る。