ずっと好きだと言えなかった
枕に顔を埋める。
あれほど泣いたとのに、まだ涙が溢れてくるなんて…。
いつからこんなに涙脆くなったんだろうか。
このまま水分が無くなって枯れそうだ。


昨日は帰ってすぐにびしょ濡れのままお風呂場へ直行。
そこで泣きじゃくった。
声が枯れるまで。
結局わたしは逃げ出した。
千葉君からもあの状況からも――――――…
< 131 / 220 >

この作品をシェア

pagetop