ずっと好きだと言えなかった
「あゆみね、せなちゃん、しってるの!」

「…わたしを?」

「うん!」



“あゆみちゃん”は髪の毛を可愛くツインテールに結びフリフリのワンピースを来た四才くらいの女の子。


小さい子だからとか贔屓目にみなくても滅茶苦茶可愛かった。この子の家族はきっと皆が美形なんだろう。凄まじいDNAだ。



「あゆみちゃんはどうしてお姉ちゃんの事を知ってるのかな?」



あゆみちゃんの目線に合わせて聞いてみた。
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