ずっと好きだと言えなかった
自分の気持ちを確かめるように言葉を吐く。


言葉にすると、この気持ちを認めたようで、鉛が落ちたようにスッと心が軽くなった。



「わたしは、千葉君がすき」



きっと貴女達より、ずっとずっと好きかも。


認めた後は楽だった。
あ、わたし千葉君が好きなんだ。
とすんなり納得出来た。
不器用に手を差しのばしてくれる彼はわたしの――――…



「太陽だから」











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