ずっと好きだと言えなかった
「な、ならなんで笑ったの?」
そう。さっき千葉くんは笑った。
わたしの携帯の中身を見て笑った意味は何なんだったのか。
「はぁ?笑ってないけど」
「わ、笑ったよ!」
「――――ああ。アンタの携帯に父親しか男の名前が無かったからだよ」
ハッと鼻で笑う千葉くんにカチンとクる。
千葉くんってこんな人だっけ。
影から見てるときはホントに無表情なのに。
取り巻きの人達と雑談しているときも、詰まらなさそうに周りの声を聞いてるだけって感じ。
こんな意地の悪そうな顔はじめてみたよ。
わたし限定だったら悲しい。
もしかして嫌われてるのかな…
そう。さっき千葉くんは笑った。
わたしの携帯の中身を見て笑った意味は何なんだったのか。
「はぁ?笑ってないけど」
「わ、笑ったよ!」
「――――ああ。アンタの携帯に父親しか男の名前が無かったからだよ」
ハッと鼻で笑う千葉くんにカチンとクる。
千葉くんってこんな人だっけ。
影から見てるときはホントに無表情なのに。
取り巻きの人達と雑談しているときも、詰まらなさそうに周りの声を聞いてるだけって感じ。
こんな意地の悪そうな顔はじめてみたよ。
わたし限定だったら悲しい。
もしかして嫌われてるのかな…