泣き虫主人と毒舌メイド
とても残念なことに、彼こそがわたしのご主人様なのです。

とてもとても残念です。

何が残念かって?

彼自体が究極に残念なのです。

今度お話ししましょう。


「おい、聞いてるのか!」

「聞く気はありませんが聞こえてはいます」

「どっちだよ!」

「あっちですかね」

「…………」


ぐだぐだと謎の会話が続きます。

それが日常。
< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop