~ヤンデレ物語(双子編)~


「...ミライ。もういいから、私はお見合いするって決めたの」


「.....姉さん」


姉さんは僕の顔を見て
"ごめんね"と言っているような…
申し訳なさそうな顔をして
リビングから出て行った。


僕は姉さんの背中を見つめ
ただ、呆然とその場に立ちすくむだけだった……。







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