~ヤンデレ物語(双子編)~
…そして夜、
僕はあのオトコを呼び出した。
あのオトコは、へらへらした表情で僕に近寄ってきた。
「やあ!ミライ君。今日はお見合いという名のお食事会、とても楽しかったよ!」
「僕も楽しかったですよ」
「そうか!なら良かったよ。いやあ〜君のお姉さんのミライさん、写真で見るよりずっと綺麗でびっくりしたよ!」
「そりゃそうですよ」
「僕はもちろん。うちの父もさ、すっごく気に入っていたよ。ミレイさん本当に優しそうだったし。」
「姉さんは凄く優しい人なんですよ」