~ヤンデレ物語(双子編)~

「ねぇ！姉さんっ！姉さんはそれでいいのっ！？」


「......。」


黙りこむ姉さん。



「ミライ、あなたが今何を言っても
もう見合いの変更はできないわ。
お見合いの件はミレイとも
ちゃんと話をして決めた事よ。」


母さんが冷たい口調で言う。


「でも…っ！！」


僕が続きを言おうとすると
さっきまで黙りながらうつむいていた
姉さんが僕の元へやって来た。