あなた
「アレルギーだね。多分。」

おじちゃん(龍のお父さん)は医者だ。


『アレルギー?』


2人で聞き返した。


「そう。ネコアレルギーだね!
こんなに可愛い子と龍はお友達になれないみたいだ♪」


日向を抱っこしながらおじちゃんが言う。


「ママが喜ぶから理穂が帰るまでリビングで預かっててあげるよ♪」


「親父が遊びたいだけだろ。
…クシュン!」


「そんなこと言うと家でも猫飼うぞぉ♪」


「クッシュ!
分かったから早く連れてって!!」


そおいうことで日向はおじちゃんに連れてかれてしまった…


< 131 / 165 >

この作品をシェア

pagetop