あなた
「いきなり紹介して欲しいなんて本当にごめんね。理穂ちゃん?」


バックミラー越しに成宮さんが話しかけてきた。


「いいんすよぉ~♪どうせコイツ彼氏と別れたばっかで暇なんですから!笑」


「ちょっと龍!余計なこと言わないでよ!!」


「本当の事だろ?」


「まぁね;」


いくら本当のことでも、いきなり初対面の人に言わなくたって…
バカりゅう~!!


「ハハハッ♪幼馴染みっていいね。
あっ、もうちょっとで着くんだけど普通に居酒屋でよかった?」


「いいっすよぉ~♪」


龍がなぜかヤケに楽しそうだ。
チラチラこっちみて私の反応楽しむなぁ――!!


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