くるうみ。~あなたと過ごした3日間~
「そんな……でもそんなに元気なのに。あたしは信じない!勇人はゴキブリ並みの生命力があるんだから!
あたしが保証する。あんたは大地震が来ても台風でも津波でもひとりしぶとく生き残れるって!」
信じたくなくてあたしが怒鳴りつける様に言うと、勇人は小さく微笑んであたしの頭にポスッと手を載せた。
「ありがとな。おまえといると力が湧いてくる」
「そうだよ! あたしがいるから死なせやしないから」
あたしは布団から起き上がって机に置いたメモを勇人に渡した。
「ね、明日その病院に行こうよ! お金なら心配しないで。あたしのへそくりがあるから。
あたしの仮病はとりあえず家族も信じてるから、くるうみもそれで休んで病院に行こうよ」
一生懸命に説得したあたしをチラッと見た勇人は、少し口元を緩ませてメモを返した。
「瑠璃香、ありがとな。でももういいんだ」
あきらめたような口ぶりにムカッときたあたしは思わず勇人を詰った。
「もういいってなによ! なんで最初から諦めるの!? そんなの勇人らしくないじゃん! 助からないなんて決めつけないでよ!」
あたしが保証する。あんたは大地震が来ても台風でも津波でもひとりしぶとく生き残れるって!」
信じたくなくてあたしが怒鳴りつける様に言うと、勇人は小さく微笑んであたしの頭にポスッと手を載せた。
「ありがとな。おまえといると力が湧いてくる」
「そうだよ! あたしがいるから死なせやしないから」
あたしは布団から起き上がって机に置いたメモを勇人に渡した。
「ね、明日その病院に行こうよ! お金なら心配しないで。あたしのへそくりがあるから。
あたしの仮病はとりあえず家族も信じてるから、くるうみもそれで休んで病院に行こうよ」
一生懸命に説得したあたしをチラッと見た勇人は、少し口元を緩ませてメモを返した。
「瑠璃香、ありがとな。でももういいんだ」
あきらめたような口ぶりにムカッときたあたしは思わず勇人を詰った。
「もういいってなによ! なんで最初から諦めるの!? そんなの勇人らしくないじゃん! 助からないなんて決めつけないでよ!」