くるうみ。~あなたと過ごした3日間~
「しょうがない、失恋祝いにアイスクリームのトリプルおごったげるよ!」
「失恋祝いってなによぉ~こんなにつらいのに、あんたそれでも友達!?」
亜美の言いぐさにあたしがむくれると、彼女は微苦笑を浮かべてあたしのほっぺたをむにゅ、と掴んで伸ばした。
「ほおら、ふくれると丸い顔がよけいまん丸になるってばよ」
「なひいっへんほ!」
うまく喋れないし。
だけど、亜美の言うとおりだ。
あたしは身長が155センチしかないのに、体重が62キロもある小太りさん。
その割に胸が小さいし足は太いし、顎が二重に近くて。
何度もダイエットしようとして失敗しては、こんな体重になっちゃって……。
小学校からずっと一緒の亜美は理解してくれてるけど、今はほっそりした女の子が流行りみたいだから、先輩もそんなこが良かったんだろうな。
うう……今度こそダイエットしようと思うけど、失恋のストレスからやけ食いしそうで怖い。
あたしは何かあると食べる事で解消しようとするから。
あたしと亜美はふざけあった後、裏口を出て校門を目指した。
「失恋祝いってなによぉ~こんなにつらいのに、あんたそれでも友達!?」
亜美の言いぐさにあたしがむくれると、彼女は微苦笑を浮かべてあたしのほっぺたをむにゅ、と掴んで伸ばした。
「ほおら、ふくれると丸い顔がよけいまん丸になるってばよ」
「なひいっへんほ!」
うまく喋れないし。
だけど、亜美の言うとおりだ。
あたしは身長が155センチしかないのに、体重が62キロもある小太りさん。
その割に胸が小さいし足は太いし、顎が二重に近くて。
何度もダイエットしようとして失敗しては、こんな体重になっちゃって……。
小学校からずっと一緒の亜美は理解してくれてるけど、今はほっそりした女の子が流行りみたいだから、先輩もそんなこが良かったんだろうな。
うう……今度こそダイエットしようと思うけど、失恋のストレスからやけ食いしそうで怖い。
あたしは何かあると食べる事で解消しようとするから。
あたしと亜美はふざけあった後、裏口を出て校門を目指した。