予言と未来



「あれ? ところでレイムはライネスは好きじゃないの?」



ウィンが首を傾げて訊くと、レイムは のほほんと笑った。



「やだ うち、あんな うじうじした人。」



「うわっ、ひでェ!」



レイムのストレート過ぎる発言に、ウィンはベッドに倒れ込む。



「ひょっとしてリーが好きとか?」



「うち、歳上が良い。」



愛光の質問にも、さらりと答えるレイム。



「うわ……リー可哀想、モテなくて。」



「皆うちの事 忘れてない? うち天使だってば。好きな人は天使だし。」



「格好良いの?」



「そりゃ もう、滅茶苦茶!」



レイムの言葉に、愛光達は笑った。

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