本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
彼氏依存症だったのは私だけ。
残業という理由が彼を怒らせて私を捨てた。




「藍原さん?大丈夫ですか?ぼーっとしてましたよ」




「あっ?えっ?だ、大丈夫です。ちょっとトイレ行ってきますね」




彼のことを思い出していたら涙が浮かぶ。そして目の前のあの2人を見ても苦しい。



席を立って少し頭を冷やそう。
そう思ったのに足がよろけてふらつく。
< 104 / 470 >

この作品をシェア

pagetop