本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
そっと私の手を離して振り向いて優しい声で頭を撫でてくれる先輩。



先輩、私焦って余裕がないって言ってくれたこと嫌じゃなかった。でも、先輩の気持ちがわからない。



私は先輩を意識してる。確かに昨日までは憧れのほうが大きかったのかもしれない。でも今日は嫉妬もたくさんした。先輩に腕を引かれて囁かれてドキドキした。



キスしてほしかった。





私は先輩のことを男の人として見てる。私を見てくれていないのは先輩でしょ。



私は・・・アキじゃない。
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