本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
俺がそばにいるから
「主査、何でしょうか?」
「・・・昨日ちゃんと帰れた?」
「はい。大人ですから。それに昨日は彼がご飯を作ってくれてました」
嘘を吐いた。幸せアピールをしていれば優しい先輩はこれ以上詮索してはこないはず。
昨日はきっと先輩も可愛い後輩が取られそうで焦っただけ。
「嘘ばっかり。目赤く腫れてるから」
そこまで気がつかず片手で口元を抑える。また肯定してしまった。
「今日こそは送らせて」
「・・・昨日ちゃんと帰れた?」
「はい。大人ですから。それに昨日は彼がご飯を作ってくれてました」
嘘を吐いた。幸せアピールをしていれば優しい先輩はこれ以上詮索してはこないはず。
昨日はきっと先輩も可愛い後輩が取られそうで焦っただけ。
「嘘ばっかり。目赤く腫れてるから」
そこまで気がつかず片手で口元を抑える。また肯定してしまった。
「今日こそは送らせて」