本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
「さくら、渡すけど行かなくていいわよ。あんたは行かなくていい」
亜樹さんが少しだけいい?と私をリフレッシュルームへと呼んだ。
そして気まずそうに私に渡したのは杉原課長代理と武本さんの結婚式の招待状。
課長の容態があまり思わしくないこともあり、早い段階にはなるけどとりあえず先に式だけを挙げておくことにしたらしいんだと亜樹さんは言った。
「翔真から渡してほしいって頼まれたんだけどあたしは嫌だって言ったのよ。さくらにこれを渡すなんて翔真おかしいわよ」
「俺、おかしいかな?藍原さんには絶対に来てもらいたいんだ。藍原さんには俺が幸せになる瞬間を見届けてほしいからさ」
亜樹さんが少しだけいい?と私をリフレッシュルームへと呼んだ。
そして気まずそうに私に渡したのは杉原課長代理と武本さんの結婚式の招待状。
課長の容態があまり思わしくないこともあり、早い段階にはなるけどとりあえず先に式だけを挙げておくことにしたらしいんだと亜樹さんは言った。
「翔真から渡してほしいって頼まれたんだけどあたしは嫌だって言ったのよ。さくらにこれを渡すなんて翔真おかしいわよ」
「俺、おかしいかな?藍原さんには絶対に来てもらいたいんだ。藍原さんには俺が幸せになる瞬間を見届けてほしいからさ」