本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜

先輩の優しさにはもう惑わされたくない。期待しない。



そう、思うのに目で追ってしまう自分がいて。でももう先輩のことで傷つきたくない。傷つけられたくない。




必要以上には近づかないようにしようとしたのに、やっぱり直属の上司で仕事上助けてもらうことは多い。




うちの部署は下請けさんとのやりとりが主だからつい声を荒げて怒られることもあるけどそんなとき先輩はいつも主査として補佐したり励ましてくれた。