私はヴァンパイア
「踊ってくださいますか?ローズ様」
「ええ、喜んで」
「ふーー」
さすがに疲れた……続けて20人だと!
「ざまぁないな、ローズ」
はーこの人をバカにするような話し方と笑い方は……
「なんの用だ…龍」
振り返ると黒いスーツを着た龍が笑っていた
「いや、あんたの疲れっぷりが面白くてね」
相変わらず腹黒いヤツ
「私にかまってないで仕事に行ったらどうだ?」
「今は別のヤツに任せてる。」
龍がそう言いながら見た方に目をやると、同じハンターのヤツらが仕事をしている。
で…こいつは私をからかうために一人抜けてきたと言うのか!?
私が龍が仕事を抜けてきた理由をいろい
ろと考えていると、龍がクスっと笑い右
手を差し出した。
え?
「俺と踊ってください」
そういう事か
「ああ…」
私は龍の手を取った。