私はヴァンパイア
しばらく龍と踊っていると、

直ぐに一曲が終わってしまった。

本当はもっと龍と踊っていたいけど…

「お前、そろそろ仕事に戻った方がいんじゃないか」

「ん……そうだな。ありがとう楽しかった」

龍はそういうと、他のハンターの所へ走って行った

少し疲れたな

飲み物をもらいに行くか


飲み物をもらうとローズは中庭へ出た

中庭は、少し肌寒く誰もいなかった

「綺麗」

そこからは、綺麗な夜の町が見れた

「龍に見せてあげよう」

龍を呼びに会場へ戻ろうとすると

「ローズ様」

え?

振り返ると急に右肩が熱くなった

「つっ…」

目の前にいる男の持っている短剣が深く刺さっていた

「うっ……」

視界が歪み、地面に倒れこんだ。

くそっ…視界が薄れていく

「龍…」

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