私はヴァンパイア
男の後ろで零は短剣を男の首に突き立てていた

零の動きも見えないなんて参ったよ

「チッ…」

男達は零に容赦無く武器を手に向かって行った

「数が多いな」

奥の部屋からも次々にヴァンパイア達が出て来た

「零!これ外してくれ」

零は龍の鎖を外した

龍は男達の相手をするが能力が使えないから不利だな



私は何を感心して居るんだ

龍が男達に囲まれ、刀を刺されている

「龍!チッ…零この刀抜け!」

私だけこうして居るわけにはいかない

零は男達の間から走って来た

「でもローズ、それ抜いたら出血ヤバイと思うよ」
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