君と私、私と君
「はーい」



『じゃあね!・・・と、恭介くんからも何か言ってあげてよ!』



『ちょ・・・あ、愛月?』



「おー恭介。おはー」



『おー、おはよ!・・・じゃねぇよ!さっさと学校来い!愛月が来なきゃ学校楽しくな・・・』



恭介の声がふと止まる。



「恭介?どーした」



コホン、と小さな咳払いが聞こえる。



『と、とにかく早く来い!じゃあな!』
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