君と私、私と君
あ、出た出た。私の癖。



悩みを独り言みたいに話してしまう。



「ふはっ」



それが可笑しくて笑ってしまう。



あぁ、早くしなきゃ葵ちゃんに怒られる。



自分の部屋を出て、洗面所へと足を向けた。
                      

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ジャー



「・・・ぷはっ」
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