再会〜どうして?〜
レオくんよりも後輩のコたちは
みんないろんなことをレオくんから褒めてもらって育ったと思う。
それぐらい典型的な褒めて伸ばすタイプだった。
ある先輩は
「そんなとこも褒めんの!?ってぐらい褒めるよね。」と言っていたぐらい。
私はラップのかけ方を褒められたこともあるぐらい。笑
でもレオくんも完璧な人間じゃない。
私はよくわかってなかったけれど、
お気に入りとかそういうのもちょっとはあったみたい。
特に私の同学年はお気に入りの集団だったようで…
どうやら「仕事ができる」が
レオくんのお気に入り要素みたいだけど、
私からしたら私より上の先輩たちは何ヶ月も、あるいは何年もそのカフェを続けているのだから当たり前のように仕事ができた。
でも、私からしたら仕事も早くて頼れる先輩も、
レオくんからしたらダメな後輩だったのかもしれない。
その話はレオくんがいないときに別の先輩から聞いたんだけど。