危険な男友達



「俺今彼女いねーしなんも問題ねえだろうが」

「問題大有りでしょっ!?しのとなんてそんなの考えられないよっ」


と言ったあたしにしのは少しムスッとした顔をした


「ふーん、じゃあお前そんなんでこれから先彼氏なんてできんの?」

「うっ…」

「もちろん出来ねーだろうから一生処女の干物女で生涯を終えるんだな。」


あたしがさっき言った言葉が気に入らなかったのか意地悪を言うしの。


「そこまで言わなくても…あたしだってその気になればいつでも誰かと付き合えるしっ!」


「本当に出来んのか?その彼氏とあんなことやこんなことお前考えられる?無理だな。俺はリアルな話を言ってんだぞ?22年間培われたその性格はなかなか変えられねー。」


と言われ何も言えないあたしに「だから俺にしとけ」とまた変なことを言うしの。
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