sweet memory
「律、どうした?」
「凄い顔が怖いわよ?」
あかねと隼大は律の表情を見て、驚いていた。
「…誰かいた」
「はぁ!?」
「誰かいたって、花菜は誰かに押されたってこと?」
「たぶんな。…なぁ、花菜。誰かに押されたんじゃないのか?」
「うん…」
「げっ。っつーことはだぞ、律!犯人は絶対お前のファンクラブのヤツらだぜ」
「はぁ!?ファンクラブ?なんだそれ」
「「「………」」」
律の発言に、その場にいた誰もが黙ってしまった。