sweet memory







「あんたの取り巻き達よ。私も1年の頃は大変だったんだから」

「なんだそれ。俺は初耳だぞ?」

「そうでしょうね。律は興味なさそうだもの。でも…今回も絶対あんた関係よ」

「………」

「私の時は創くんがそりゃぁもう、格好良く解決してくれたんだから」

「兄貴が?」

「そうよ?だから今度はあんたが花菜を守ってあげなさいよ」

「あぁ…。ヤツらの匂いなら覚えたから次はねぇ。花菜に手を出したことを後悔させてやる」






律の企み顔に恐怖を感じた3人だった。
花菜にはその表情が見えていなかったようで、首を傾げていたとか。



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